昔のキヤノンFDレンズ好きの皆さん、こんにちは。
今週はNew FD 80-200mm F4Lを使ってみました。
まずは石垣山のテストから。
今回は同じ日に撮った200mm域の画像になります。例によってこの写真だけ等倍で掲載しております。
SONY NEX-5
Canon NEW FD 80-200mm F4L
200mm域(画角は300mm相当)
ISO200
F4, 20sec
こちらは望遠側の最大焦点距離で、絞りは解放のf4です。周辺部の強い光源は不思議な形に歪んでいますが、これはF5.6まで絞るだけでほとんど解消します。
ズームレンズであることを考えると、かなり高いレベルと言って良いのではないでしょうか。
ところでこのレンズはズーム全域で95cmまでの近接撮影ができるので、いわゆる望遠マクロとして使うことができます。200mm域(画角300mm相当)で95cmの距離だとかなり拡大された写真が撮れるのですが、この1m近く離れてもマクロになるという点がミソです。その特徴を活かした使い方として、今回は昆虫の写真を取り上げたいと思います。
子供と一緒に秦野市の水無川に川遊びに行きながら、昆虫を探してみました。
SONY NEX-5
Canon NEW FD 80-200mm F4L
200mm域(画角は300mm相当)
ISO800
F8, 1/400sec
これが最短距離での撮影です。
最初はF4解放で撮ろうと挑戦したのですが、ピントがあまりにも薄く、本当に1点しかピントが合いません。仕方なくF8まで絞り込んで見たら、全体にバランス良くピントが来ました。その代わりシャッタースピードを確保するためにISO感度を上げています。マクロで使う時は、F8くらいでも背景はキレイにボケるので、これくらいがベストバランスかも知れません。
SONY NEX-5
Canon NEW FD 80-200mm F4L
200mm域(画角は300mm相当)
ISO800
F8, 1/640sec
こちらも最短距離での撮影。F8まで絞っています。
ズームレンズとは思えない、かなりの解像度だと思います。
SONY NEX-5
Canon NEW FD 80-200mm F4L
200mm域(画角は300mm相当)
ISO800
F8, 1/320sec
背景がこのように近いと、F8だと少しうるさい感じがしますね。
3枚共通して言えることは、最短撮影距離の約1mというのは昆虫がギリギリ逃げない距離なのです。そういう意味では昆虫用レンズとして便利に使えるのではないでしょうか。
ところで子供がこのバッタを捕まえたがって追いかけました。当然バッタは逃げるので、そこを写真でとらえようと思ったのですが、これがなかなか難しいです。
シャッタースピードが遅いと、どうしてもブレてしまうので、ISOを上げて絞りを解放にしてスピードをかせぎました。
SONY NEX-5
Canon NEW FD 80-200mm F4L
焦点距離不明
ISO1600
F4, 1/2000sec
さすがにこの深度でマニュアルフォーカスかつ動くものだと置きピンをしてもピントは全然合いません。
そこで苦肉の策で、無理をせずに80mm域を使い、距離も少し離れました。
深度も浅すぎるので、絞りも解放から1段絞ってF5.6です。
SONY NEX-5
Canon NEW FD 80-200mm F4L
80mm域(画角は120mm相当)
ISO1600
F5.6, 1/1250sec
それでもやはりピントは来ません。
おまけに構図的に迫力がありません。
なかなか難しいものです。
今回、飛ぶバッタを追ってみて、やはり動く物はNEXのようなミラーレスよりも普通の一眼レフの方が撮りやすいと気がついた次第です。やはりNEX-5だとシャッターを押してから微妙なタイムラグがありますし、ファインダーではなく背面液晶で動く物をフレーミングするのはかなり難しいです。
【結論】NEX-5+New FD 80-200mm F4Lは昆虫撮影に最適。但し止まっている昆虫に限る。
ところで8月24日に、予想通りNEX-5NとNEX-7が発表されましたね。
スペックは概ね予想されていた通りですが、これまでのNEXシリーズの課題だった操作性がずいぶん改善されているようです。
NEX-5Nは別売りでビューファインダーが付けられますし、NEX-7はビューファインダー内蔵なので、今回のような動きモノはずいぶん撮りやすくなっているのではないでしょうか。