ホタルの最近のブログ記事

さて、振り返ってみると、このシーズンはずいぶんホタルを追いかけました。
一眼レフ、コンパクトカメラ、iPhoneと、いろいろなものでホタルの写真を撮り、このブログに掲載してきました。そろそろ今年のホタルのシーズンも終わりですが、今回はホタルと星の写真をどうすれば一緒に撮れるかを掲載しようと思います。
場所は昨年も行った伊豆の冷川。但し少しピークを過ぎてしまったので、ホタルの数はあまり多くありませんでした。ここのピークは本当にホタルの乱舞になると言われているので、ピークを外したのは残念でしたが、ホタルはなかなか難しいですね。昼間の気温が30度を超えると、やはり厳しいのでしょうか。

さて、それはともあれ本日の本題です。
一眼レフ初心者のための一般的なホタルの撮影についてはこちらで紹介しましたが、この方法に従ってここ伊豆/冷川でホタルを撮影すると、以下のようになります。

D3S_5006.jpg
f3.5、8sec
ISO3200
Nikon D300s
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G
焦点距離18mm(27mm相当)










これは普通に1枚の写真を撮っただけですが、これでもちゃんとホタルと星が一緒に写っていますね。空の真ん中に赤い飛行機の線が写ってしまったのはご愛嬌ということで。

ところで星の写真というと、よく星が線上になって流れているものがありますね。これは通常、シャッタースピードを長くすれば撮れるのですが、ホタルと一緒に撮るとなると、そう簡単には行かなくなります。
例えばこちらの写真。

D3S_5025.jpg
f3.5、30sec
ISO3200
Nikon D300s
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G
焦点距離18mm(27mm相当)










これは最初の写真と全く同じ場所(三脚で固定)で絞りとISO値を変えず、シャッタースピードだけを8秒から30秒に延ばしたものです。星はそれほど流れていないのに、空がどんどん明るくなっているのが分かりますでしょうか?この調子でシャッタースピードを何分もに延ばすと、すぐに空は真っ白になって星が写らなくなります。

これを避けるために、通常の星の撮影であれば、ISO値を下げ(小さい数字にする)たり、絞りを絞り込んだり(大きい数字にする)するのですが、そうするとホタルはどんどん暗くなって、目の前を通過しても写らなくなってしまいます。「ホタルの軌跡の明るさは絞りとISO値だけで決まりシャッタースピードは関係ない」という特殊性からこのようなことが起こるのです。

そこでホタルと星を同時に写すために、前にこちらでご紹介したGimpを使ったレイヤー合成をします。

こちらの写真が、同じ場所に三脚で固定したカメラで撮った71枚の写真をレイヤー合成したもの。

D3S_5055-71.jpg
























撮影データは、すべて最初の写真と同じです。
f3.5、8sec
ISO3200
Nikon D300s
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G
焦点距離18mm(27mm相当)

北に向かって撮影しているので、北極星を中心に星が動いている軌跡が表現できました。
赤や白の直線は飛行機の軌跡です。それから山の中腹に黄緑の光が写っているのは、伊豆スカイラインを走る車のヘッドライトが写ってしまったものです。本当はこのような1枚はGimpでレイヤー合成する時に削除すれば良いのですが、この1枚はホタルの光がくっきり写っていたので残しました。

また今回は20:21から20:51までの30分間にかなり適当に撮った71枚を重ねているのですが、きちんとタイマーを使って等間隔で撮影すれば、軌跡にムラや途切れができないように合成できるはずです。ぜひいろいろと試してみてください。

関東圏の今年のホタルのシーズンは、そろそろ終了ですね。この記事が来年のシーズンに役立てば良いのですが。

最後に、今回、冷川の源流地点の滝の部分で16枚の写真をレイヤー合成した写真を掲載しておきます。

D3S_4941-16.jpg
撮影データは、最初の1枚は真っ暗な中でなんとか滝の雰囲気を出すためにかなり無理をした露出。
f3.5、30sec
ISO6400
Nikon D300s
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G
焦点距離18mm(27mm相当)

これに重ねた残りの15枚は、すべて
f3.5、8sec、ISO3200です。




それでは、また来年!



【関連記事】

初心者のためのホタル撮影

iPhone4でホタルの写真は撮れるのか?(湯河原/万葉公園)

コンデジでホタルの写真はどこまで撮れるのか?(三島/源兵衛川)

ホタルの写真をレイヤー合成する(熱海梅園)

厳島湿生公園(神奈川県中井町)の蛍

昨年の伊豆の冷川のホタルに関する記事はこちら。

昨年の三島のホタルに関する記事はこちら。

まずこちらの写真を見てください。

IMG_2312.jpg
























上の写真は、湯河原の万葉公園で、6月17日(金)にiPhone 4を使って撮影したホタルの写真です。
よく見れば荒い写真ではありますが、実際に試してみた私もiPhoneでここまで撮れるとは思っておりませんでした。

というわけで、今回はiPhoneでホタルの写真を撮るというテーマで書いてみたいと思います。

前回、コンパクトなデジカメ(コンデジ)でどこまでホタルの写真が撮れるかというテーマで記事を書きましたが、ここで紹介したようにホタルの写真は数十秒間シャッターを開けて、その間に移動したホタルの光を軌跡で表現するものが多いですが、iPhoneでこの長時間露光を行うためにいくつか工夫をしなければなりません。

その1:長時間露光できるアプリを用意

magicshutter.png
iPhoneのカメラ機能には、そもそも長時間露光がありません。そこでMagic Shutterというアプリを350円で購入しました。

こちらのアプリは厳密にいうと長時間露光をしているわけではなく、同じ写真を連続的に撮り続け、それを合成していくというもののようです。つまり多重露光を無数に行っているようなイメージに近いのかと思いますが、結果的に光の移動した後が軌跡となって現れるため、長時間露光と同じように見えるというもののようです。










その2:iPhoneを三脚に固定する

L1150485.jpg
ホタルの写真を撮るためには三脚が必須ですが、iPhoneはそのままでは三脚に装着できません。そこでiPhoneを挟み込んで三脚に固定するための器具をAmazonで購入しました。こちらは送料込みで945円ですので、比較的お手頃です。
これを使ってiPhoneを三脚に固定すれば準備完了です。










その3:アプリ、Magic Shutterの設定(Ver. 1.4です)

IMG_2317.jpg
IMG_2316.jpg
IMG_2319.jpg

















まず最初の設定画面は左の画面のようになります。メニューの一番左の絞りアイコンを選ぶと真ん中の画面のようになります。ここでは「手動露出で撮影」「フラッシュ発光しない」に設定します。最大に明るく露出補正をし、解像度も高くしておきました。次にメニューの右から2番目の歯車アイコンを選ぶと露光する秒数を選べるようになります。ここでは一番長い60秒としておきました。

以上で設定も完了です。
あとは構図を決めてメニューの一番右のカメラアイコン(開始)を押せば露光が始まります。画面全体は現在までに(累積で)写っている画面、左上の枠は現在のライブビューになります。
60秒で設定すると、60秒写して止まりますが、通常のカメラのと違ってここで自動的に保存はされません。この場で保存したければ、メニュー左から3番目の無線LANのようなアイコンを押すとiPhone内に保存したりメールで送ったりFacebookに上げたりできますし、保存しないこともできます。
その後、動かさずにそのままもう一度「開始」アイコンを押すと、2分、3分と撮り重ねて行くことができます。途中、60秒ごとに止まるので、その都度保存して行くことも可能です。
撮影場所を変える場合や、最初から取り直しをする場合はメニューの左から4番目の紙のようなアイコンを押すと「再撮影しますか?」と出るので、「はい」を選ぶとそれまでの累積がリセットされて新しい写真を撮れます。ここで保存していない写真は消えますので注意が必要です。

さて、このようにして撮ったものが以下の写真です。

IMG_2300.jpg
IMG_2304.jpg
IMG_2309.jpg









1番目が60秒の露光を1回だけした状態のもの。2番目は60秒×5回、つまり5分の露光、3番目は60秒×10回、つまり10分の露光です。少しずつ光の軌跡が増えて行くのが分かりますでしょうか。
冒頭の写真はあと3回露光を加え、13分の露光にした後、色を調整したものです。角度を変えて何回か撮った中にはキレイな黄緑色の軌跡が残っているものもあったのですが、ここで紹介した写真はすべて白っぽい軌跡になってしまったので調整しました。

ところでこのMagic Shutterというアプリ、長時間露光に見えて実はそうでないということで、カメラの長時間露光に慣れた人からすると少し違和感がある部分があります。
例えばこの例の写真では中央部分に比較的大きな木があって、肉眼では暗い中でもくっきりと白く見えるのですが、このMagic Shutterで撮った写真には写っていません。これは通常のカメラで60秒も露光したら確実に写る程度の明るさのものだと思います。
ただ右上の方に赤っぽく写っている木がありますが、これは他の方のデジカメから出たオートフォーカスのための赤い光(赤外線?)が当たった木です。最初の1分で1回、その後も何度か照射していましたが、この光は意外と拾うようです。
また光の軌跡は良く見ると完全な線にならずに、点線になっています。これも無数に多重露光をしている証拠だと思います。
さらに露出の合わせ方も通常のカメラと違います。おそらく1秒で撮って露出オーバーにならない程度の明るさであれば60秒で撮っても露出オーバーになりません。というか、1秒でも60秒でも写る明るさは変わらないと思います。これは1秒以下の露光で撮っている写真を長時間重ねて合成しているという特性によるものだと思います。
カメラの長時間露光をやったことがある人から見ると、かなり違和感があるとは思いますが、原理を考えるとホタルの写真撮影にはむしろ向いていると思います。350円という金額はiPhoneアプリとしては安くないですが、なかなか面白いので興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。

なお、今回、ホタルを撮影した湯河原の万葉公園は6月20日(月)まで「ほたるの宴」と称するイベントを開催しています。17日の時点でややピークを過ぎた感はありましたが、私が写真を撮っている時に「今まで見た中でここが一番すごいね」と話している方が3組ほどいらっしゃいました。
ホタルの発生状況はこちらの観光協会のサイトで確認できますが、いまがラストチャンスという感じですね。
ご興味がある方はぜひ足をお運びください。

今年のゲンジホタルのシーズンはそろそろ終盤にさしかかってきましたが、神奈川、静岡のホタル情報とホタルの写真に関する情報は、ホタルのカテゴリにまとめました。
左上の「カテゴリ」→「地域情報」→「ホタル」でまとめて見ることができます。
こちらからも直接行かれます。


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ホタルと星の軌跡を一緒に写真に撮る(伊豆/冷川)

コンデジでホタルの写真はどこまで撮れるのか?(三島/源兵衛川)

ホタルの写真をレイヤー合成する(熱海梅園)

厳島湿生公園(神奈川県中井町)の蛍

昨年の伊豆の冷川のホタルに関する記事はこちら。

昨年の三島のホタルに関する記事はこちら。

先日は、初心者のためのホタル撮影という記事を書きましたが、これはあくまでデジタル一眼レフの使用を前提とした撮影の仕方でした。
しかしマニュアルの機能が全くないコンパクトなデジカメ(コンデジ)ではホタルの写真は撮れないのか?というと、そうでもありません。今回はコンデジを使ってどこまでホタルの写真を撮れるのかを試してみたいと思います。

まず行った先は、三島の源兵衛川。「新幹線を降りて5分で見られるホタル」と宣伝をしているようですが、実際にホタルがいる場所までは10分ほどかかります。それでも三島のマチナカでこのようなホタルが見られるのは貴重なのではないでしょうか。
本当は6月月初がピークだったようですが、本日6月14日でもそれなりの数のホタルが飛んでいました。会社の帰りに行ったので、夜9時ころの撮影でした。

次に使用したカメラですが、以下のようなものです。
D3S_4829.jpg
こちらはパナソニックのLumix FX-3といって、5年前のほとんど最廉価のデジカメといって差し障りないようなカメラです。マニュアルの設定はいっさいありません。基本的にはオートで撮る事が前提になっていますが、ちょっとした一工夫でホタルが撮れます。なお三脚はやはり必需品ですが、今回は写真のようなお手軽三脚を使って撮影しました。これを地面に置いて撮っているので、かなり低い位置からの撮影になります。


さて、次に設定ですが、メインのメニューダイアルからシーンモードを選びます。
D3S_4843.jpg
具体的にはこの写真のようになります。このシーンモードというのは、パナソニックのコンデジLumix(ルミックス)には今でも基本搭載されている機能だと思います。表記はだいたいSCNになっているようです。







D3S_4833.jpg
十字キーを使って、シーンモードの中から「星空」を選びます。














D3S_4837.jpg
すると秒数が選べるようになります。ここではかなり暗かったので60秒か30秒を選びましたが、これはその場の状況に応じて、写真が明るすぎる場合は短くすることで調整します。

なお15秒でも明るすぎる場合はシーンモードの「夜景」を、それでも明るすぎる場合は「高感度」を選ぶと良いようです。





さて、以上の設定で撮った三島/源兵衛川の本日のホタルがこちら。何枚か撮った中で、加工をせずに一枚の写真で一番綺麗に写っていたのはこれでした。家に帰ってからパソコンでメタデータを読んだところ、以下のようになっていました。
ISO100、f2.8、30sec
焦点距離5.8mm(35mm相当)

P1080752.jpg




























これだけでは寂しいので、先日ご紹介したレイヤー合成をします。今日は同じ場所で三脚で固定して8枚の写真を撮ったため、8枚を重ね合わせます。

8枚の写真をレイヤーにして「比較(明)」で重ね合わせた写真がこちら。
最エントリーモデルのコンデジでここまで撮れれば良いのではないでしょうか。

P1080750-1.jpg



























上記8枚の写真の撮影データは、
ISO100、f2.8、30secまたは60sec
焦点距離5.8mm(35mm相当)

今回使ったルミックスFX-3という機種は、「星空モード」「夜景モード」に設定すると、ISOの設定などは一切できずISO100に固定されますが、機種によっては設定できる場合もあるようです。
そのような時は、ISO1600や800など高感度に設定するとホタルの光は太く明るく写りますが、全体にノイズが多い画像になります。ISO100や200など低感度に設定すると、ホタルの光は細く暗く写りますが、ノイズが少ないキレイな画像になります。このあたりはどこまでホタルをくっきり出すか、どこまでのノイズを許容するかで試しながらバランスをとってはいかがでしょうか。
私の個人的な好みでは、ノイズが出てもISO1600などに設定して、ホタルの光をくっきり出した方が「撮影した」という満足感に浸れるような気がします。

一眼レフがないからホタルの写真はちょっと、と諦めていた方。
今年のホタルはまだ間に合いますので、ぜひコンデジで試してみてください。
来年のホタルには・・・
スルガ銀行のリザーブドプランを利用してデジタル一眼レフに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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前回、初心者のためのホタル撮影という記事を書きました。
今回はそこから少しステップアップして、パソコンを使って複数の写真を重ねて一枚の写真にする方法をご紹介します。ホタルの撮影では数秒から数十秒くらいの時間、シャッターを開けて、その間に移動しているホタルの光を軌跡で表現しますが、この時間を長くすれば長くするほどホタルの軌跡は多くなります。ところがあまり長時間にすると、周囲が完全な真っ暗でない限り、背景がだんだん明るくなり、最後は昼間のようになってしまいます。そこで背景が薄暗くなる程度に短い露光時間に決めるのですが、そうするとホタルの数が少ない寂しい写真になります。そこで短い露光時間の写真で暗さは維持しつつ、全く同じ場所で何枚も写真を撮り、それを後から重ね合わせることでホタルの数も賑やかにすることができます。
かつてフィルムカメラの時代には「多重露光」という難しい技法がありましたが、デジカメで撮影した画像はパソコンを使うと後から同じようなことが簡単にできます。またホタルの撮影をしていると、懐中電灯を持って来てホタルを照らすような人がたまにいるものです。多重露光や長時間露光の最中にこのようなことをされるとすべてやり直しになりますが、短時間露光の写真を重ね合わせる場合は、そのコマだけを使わないようにすれば良いので被害が少なくて済みます。でも写真のためでなくホタルのために、光を当てるのは厳禁ですが。

さて、今回の撮影場所は熱海梅園。ここで毎年この時期に「ほたる鑑賞の夕べ」というイベントがあります。今年は6月1日から12日です(本日が最終日ですね。)
この写真は6月10日(金)の夜9時頃に撮影したものです。

まずホタル撮影の必需品、三脚を使ってカメラをセットし構図を決めます。全く同じ場所で何枚も撮って重ねるので、一度固定したカメラや三脚は最後まで動かさないようにしてください。そのためにも、他の歩行者がぶつからないような場所選びが大切です。

まず一枚、やや露光時間を長めにして背景も写し込んだ写真をとります。

D3S_4721.jpg
f2.8、15sec
ISO1600
Nikon D300s
AF-S Micro Nikkor 60mm f/2,8G ED
(焦点距離は90mm相当)










続けて少し露光時間を短めにした写真を同じ構図で複数撮ります。
今回は20枚くらい撮った中で7枚を選びました。露出データはすべてf2.8、10sec、ISO1600です。レンズはもちろん交換していません。

D3S_4723.jpg
D3S_4724.jpg
D3S_4727.jpg
D3S_4731.jpg






D3S_4734.jpg
D3S_4736.jpg
D3S_4739.jpg







さて、家に戻ってから上記8枚をパソコンを使って重ねます。
Photoshopなどのソフトを持っていれば完璧ですが、なければ無料のソフトを使います。私はMacでも使えてとても評判が良いGimpを使いました。

Gimpを立ち上げて、最初に1枚目の背景が少し明るめの写真を開きます。
その後、残りの7枚の写真を「レイヤーとして開く」で重ねて行きます。
ここで最初の背景はレイヤーのモードが「標準」で良いのですが、残りの7枚は「比較(明)」で重ねて行きます。

Gimp.png
















具体的にはこんな感じの画面になります(これはMac版なのでWindows版の画面とは少し異なります)。この状態は3枚目まで重ねた状態です。向かって右側のレイヤーのボックスの上部にある「モード」が「比較(明)」になっているのが分かりますでしょうか。
これは2枚目の写真を「比較(明)」にしていますが、重ねる7枚の写真はすべて「比較(明)」にします。

完成した写真がこちら。

D3S_4721_2.jpg
























いかがでしょうか。
Gimpというソフトはとても奥が深くて難しいものですが、この作業だけなら極めて簡単ですので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。GimpはWindows版もMac版もフリーソフトとして配布されています。

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厳島湿生公園(神奈川県中井町)の蛍

昨年の伊豆の冷川のホタルに関する記事はこちら。

昨年の三島のホタルに関する記事はこちら。

初心者のためのホタル撮影

5月31日のブログに、神奈川県中井町の厳島湿生公園にホタルを見に行った記事を書きました。
この記事は、実際には5月30日夜の状況を書いていたのですが、その時ここのゲンジボタルは、それなりの数は飛んでいましたが、とても多いという程ではありませんでした。
後で中井町役場のホームページで見たところ、5月30日は32頭という発表でした。(ホタルは1頭、2頭と数えるそうです。)

今週末はだいぶ蒸し暑くなったので、昨日(土曜日)に再度同じ場所に行ってみました。結果はかなりの数のホタルが飛んでいて、とても良い物をみることができました。感覚的には30日の倍くらいいたように感じたのですが、先述のホームページで確認したところ6月4日は44頭ということでした。それでも飛んでいるホタルが多かったため、にぎやかな印象を受けました。今回はカメラを持って行かなかったので写真が撮れずに残念です。

ところで31日のブログの記事に対し、知っている方から「ホタルの写真ってどうやって撮るの?」という質問を受けました。この方は「最近デジタル一眼レフを買ったけど、まだあまり使いこなせていない」という感じの方です。
世の中には多重露光など高度な技術を駆使して、とても幻想的なホタルの写真を公開されている方がたくさんいらっしゃいます。いまさら私がもっともらしく「ホタルの写真の撮り方」などを解説するのはおこがましいのですが、「一応デジイチを買ったけど、いまさら聞けない初心者のための」というレベル感でホタルの写真をどう撮るか、ご紹介しようと思います。

まず使用するカメラですが、以下の条件を満たしている必要があります。デジタル一眼レフであればほぼ間違いなくすべての条件を満たすと思いますが、コンパクトデジタルカメラでも一部の機種は条件を満たしています。
実際、昨年、私がご紹介した伊豆の冷川のホタルの写真はすべてコンパクトカメラで撮影しています。
具体的な条件とは、
・長時間露光ができる。できれば30秒から1分くらい撮れると良いですね。
・高感度撮影ができる。ISO1600が使えると良いと思います。
・ピントをマニュアルで調整できる。
以上3点くらいでしょうか。

他に用意するものは
・三脚
・なるべく明るい広角〜標準のレンズ(キットレンズ可)
以上です。


さて実際の設定のコツは、明るい場所でなるべくいろいろと済ませておいて、実際にホタルがいる場所では最低限の変更だけをするといいと思います。

まず明るい場所でやっておくべきこと
・三脚にカメラをセットする。カメラにレンズを装着する。
 これ、意外と盲点だと思います。暗いところだと三脚のネジ穴にうまく入らなかったりします。ホタルの近く懐中電灯は御法度なので、こういうことは明るい場所で済ませておきましょう。

・フォーカスモードをマニュアルに変える。
例えばNikon D60の場合はこうなります。
D3S_4422.jpg
レンズ側でAとMを選ぶようになっているので、ここをMにします。同じNikonでも機種によってはボディ側にもC/S/Mを選ぶレバーがありますので、その場合はMを選びます。
またレンズによってはAとMではなくM/AとMを選ぶようになっているものもありますが、これもMを選びます。









これは結構大事なことなのですが、暗いところでオートフォーカスでピントを合わせようとすると、たいていのデジタルカメラは強い光を発してその反射を計測して距離を測ります。ホタルは光を浴びると繁殖活動をしなくなってしまうそうですので、ホタルに光を当てないために、事前にマニュアルフォーカスに切り替えておくことは、とても大事なことだと思います。

ピントに関しては、撮影場所でファインダーを見ながらマニュアルで合わせるのが基本ですが、暗い中ではなかなか合わせるのが難しいです。少し乱暴ですが無限遠より少し近いところでガムテープで固定してしまうというのもひとつの方法です。キットレンズなど、広角系のそれほど明るくないレンズであれば、ピントの合う範囲がとても広いのでそれでも十分だったりします。


・露出モードをM(マニュアル)にする。
D3S_4423.jpg
露出モードをマニュアルにすれば、普通はフラッシュが自動発光しなくなりますが、万が一にもフラッシュが光らないように事前にテストなどをしておくと良いと思います。












・ISOを最大に、シャッタースピードを最長に、絞りを最大にする。
D3S_4438.jpg
Nikon D60とキットレンズの場合、ISO1600、シャッタースピード30秒、絞りf3.5になります。

本当は30秒以上の場合はBulbを使うといくらでも長く撮影できますが、別途レリーズなどの用具が必要になるのでここでは30秒にしておきます。
またD700など最近のカメラは高感度に強いため、もっと高いISO感度を設定できるようですが、D700の高画質を生かすためにはISO感度を上げすぎないことも大切です。また35mmF1.8などの明るいレンズをお持ちの場合は、絞りはなるべく開けた方が(小さい値にした方が)良いと思います。



・レリーズを使わない場合は手ぶれを防ぐためにセルフタイマーを使う方法がありますが、セルフタイマー使用時に光を発するカメラの場合は、できれば使用を控えた方が良いと思いますので、事前に実験すると良いと思います。ちなみにD60は結構強い光を発するので使用不可です。

・可能であればカメラ背面にある液晶ディスプレイを消します。D60の場合はディスプレイ左側の一番下、虫眼鏡に+のボタンを押すと消えます。その場合でも情報はファインダー内で見られるので問題ありません。


さて以上の準備をして実際の撮影地に行きます。あるいは明るいうちにセットしておいて夕暮れを待ちます。

撮影地についたら、まず上記の設定で撮影してみます。その場所が他に明かりがない真っ暗な場所であれば上記の設定で十分か、やや光が足りないかも知れません。光が足りない場合は、あとはBulbにしてシャッタースピードを30秒以上にするしか方法がありませんので、レリーズがあるならそうします。

ただ実際には、ホタルのいる場所と言っても真っ暗でない場合が多いです。その場合は上記の設定だと暗いはずの場所が夕方や昼間のように明るくなることがあります。その場合は撮影された結果を見ながら少しずつ調整します。
具体的には、シャッタースピードを15秒、8秒と短くしていきます。シャッタースピードを短くしても、ホタルの光の軌跡の太さや明るさは変わりません。(長さは短くなることが多いです)。カメラによって高感度にするとノイズが気になる場合はISO感度を800、400と少しずつ下げて行く方法もありますが、その場合ホタルの光の軌跡は細く暗くなっていきます。

なおノイズリダクションをオンに設定してあると、30秒の露光時間で撮影した場合、撮影後にも30秒待たされます。これは仕方ないので待つしかありませんが、ホタルが良く飛ぶタイミングは限られているので、意外とこれによって撮影できる枚数に制約ができたりします。

以上、思いつくままに書いてみましたが、撮影したことがない方は、まずは試してみてはいかがでしょうか。
ホタルの時期はこれから本格化します。

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厳島湿生公園(神奈川県中井町)の蛍

昨年の伊豆の冷川のホタルに関する記事はこちら。

昨年の三島のホタルに関する記事はこちら。

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今年も蛍の季節がやってきました。
5月28日、29日の週末は台風の影響で荒れ気味の天気でしたが、昨日30日は雨もやみ、天候も落ち着いて来たので会社の帰りに厳島湿生公園に行って来ました。

こちらは蛍が出る場所として有名で、中井町のホームページには日々の蛍の確認数が掲載されています。

一般に蛍は、湿度が高く、蒸し暑く、風の弱い日によく飛ぶと言います。昨日はこの条件に照らすと、湿度は高いが、肌寒く、風が強いという、あまり良くないコンディションでした。時間も9時過ぎから10時近い時間に行ったので、少し遅かったと思いますが、それでも多少は飛び回る蛍を見ることができました。

まず現地に着いてすぐ、とりあえず試しにシャッターを切ってみたところ、突然目の前に1匹飛んで来ました。露出やピントをきちんと合わせていなくて残念です。

D3S_4132.jpg
f3.5、30sec
ISO400
Nikon D300s
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G
焦点距離18mm(27mm相当)
Raw現像時に+1.3EV補正









その後何枚か撮りましたが、最初の1枚ほど近くまで蛍が来てくれることはありませんでした。
動いている軌跡が一番写ったのがこちら。横にすっと光の筋があるのが飛んでいる蛍。それ以外に点々と黄緑色の光があるのは止まっている蛍です。全体の数としては、かなりいると思います。

D3S_4148.jpg
f4.5、30sec
ISO1600
Nikon D300s
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G
焦点距離28mm(42mm相当)
Raw現像時に+1.0EV補正








この厳島湿生公園では、ゲンジボタルとヘイケボタルが見られるのですが、ゲンジボタルはこれからの1週間くらいがピークなのではないかと思われます。またヘイケボタルは6月下旬から7月上旬に見られるそうですが、去年はほとんど出なかったとのこと。
いつ出るか分からない難しさもありますが、東名高速の秦野中井ICから10分くらいのところなので、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

また現地では懐中電灯を使用しないのがマナーなので、カメラのセットは別の場所でし、またフォーカスなどのために光が出ないような設定にしておく必要があります。液晶のバックライトもなるべく暗くして、なるべく使わないようにしましょう。

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先日のTakeさんによる三島ホタル情報に引き続き、第2弾。
伊豆の冷川でホタルの乱舞が見られるという噂を聞きつけて、さっそく今日(6月20日)行ってまいりました。
感動さめやらぬうちにアップしておきます。

場所は「伊豆自然村キャンプフィールド」というところ。以下にURLを貼付けておきます。
伊豆スカイラインの冷川インターから10分程度の場所。

子供連れで午後から出かけて、釣り堀でイワナを釣ったりBBQをしたり、ボールで遊んだりして夕方に備えます。
ここは夕方19:30から20:30までは、ホタル鑑賞のために車の出入り禁止、懐中電灯などの明かり点灯禁止となり、この時間がホタルの見頃になります。

いよいよお待ちかねの19:30を過ぎると、おもむろにホタルたちが飛び交い始めます。何頭(ホタルは頭で数えるそうです)くらいホタルがいれば「乱舞」と呼べるのかよく分かりませんが、一度に視野に入るホタルだけで数十頭います。これはなかなか圧巻です。

以下に写真を貼っておきます(クリックで拡大します)。ご参考までに撮影情報も。
一眼レフでないコンパクトなデジカメで撮ったので、キレイとは言えませんが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。なお多重露光などは一切しておりません。普通の写真です。


L1130187Silkypix-2.jpg
f4, 60sec,
ISO1600
Raw 現像時に-1/2EV補正
焦点距離13.4mm(60mm相当)
Leica: D-Lux3








L1130188Silkypix-2.jpg
f4, 60sec,
ISO1600
Raw 現像時に露出補正なし
焦点距離13.4mm(60mm相当)
Leica: D-Lux3








L1130191Silkypix-2.jpg
f4, 60sec,
ISO1600
Raw 現像時に-2/3EV補正
焦点距離16.7mm(74mm相当)
Leica: D-Lux3








なおキャンプ場管理人の方の話しによると、ここのホタルは今月いっぱいは見られるそうです。
蒸し暑い曇った風のない日が最高だそうです。
雨の日や風の日は、葉っぱの裏に隠れて飛ばないそうですが、それでも見えることは見えるとのこと。
ぜひ皆さんもチャレンジされてはいかがでしょうか?
なお伊豆スカイラインは全線乗っても最高200円という社会実験をやっていて、以前に比べてとても安くなりました。この時期は濃霧に気をつけて運転して来て下さい。

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ホタルの写真をレイヤー合成する(熱海梅園)

厳島湿生公園(神奈川県中井町)の蛍

昨年の三島のホタルに関する記事はこちら。


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蛍 in 三島

蛍の季節です。

三島市は、三島駅から600mでホタルが見れる珍しいところです。

出張帰りにもふらっと寄れちゃう手軽さが魅力です。

 

ホタル.bmpホタル写真.jpg

少し川の小道をあるくと、いました、いました。
ゲンジホタル。普通に肉眼で見れます♪
ただし、ここからが大変。
写真に収めようとするのですが、暗闇だし、ホタルは動くし普通にオートでやってもただまっ黒になるだけ...
渾身の一枚ですが・・・右上に緑の軌跡が!?

写真では伝えにくいので是非一度足を運んでみて下さい。
今月までゲンジホタル、来月からは、ヘイケボタルが見頃とのこと。
以上、三島市の地域情報でした。

http://www.city.mishima.shizuoka.jp/kanko_content003156.html


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昨年の伊豆の冷川のホタルに関する記事はこちら。


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